アフロディテの解剖学〈切断・解体・再構成〉 ~瀬川裕美子ピアノリサイタル Vol.6&7 ライブ~

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アフロディテの解剖学〈切断・解体・再構成〉 ~瀬川裕美子ピアノリサイタル Vol.6&7 ライブ~

(TFCC-1903)

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2019年10月11日(金)発売

<令和元年度(第74回)文化庁芸術祭 参加作品>

<「レコード芸術」誌 準特選盤>

画家 パウル・クレーの造形思考、絵、日記などから着想を得て開催された全3回のリサイタルより、2018年1月「ドゥルカマラ島 時間の泡は如何に?d→d」と2019年3月「オルフェウスの庭 ~線・この世界の厚みの中へ~」の2つの公演から、近藤譲、鈴木治行、ピート=ヤン・ファン・ロッスムの3名による楽曲の世界初演を含め、1枚のアルバムに“再構成”された、ピアニスト瀬川裕美子 初のライブアルバム。

「切り、わける?わかる?わからない?
           ~『アフロディテの解剖学』へ」

瀬川裕美子は、ふたつのリサイタルから、一枚のアルバムをつくる。それぞれの楽曲は、よく知った作曲家の、作品の名と、ぼんやりとうかぶその名のスタイルを、置かれた文脈のなか、予想外の輝きをはなつ。個々の作品の持つものが、文脈で変わる。それは、リサイタルでのプログラム、演奏ともまた異なったもの。前後にあるもの、一つ目二つ目の積み重ねのなかで生まれるもの。

-ライナーノーツより-   小沼純一(音楽・文芸批評家)


<収録曲>
1.バッハ:オルガン・コラール《汝の玉座の前に今や歩み寄り》BWV668
2.ピート=ヤン・ファン・ロッスム:amour -世界初演-
ストラヴィンスキー:ピアノソナタ
3.第1楽章
4.第2楽章
5.第3楽章
6.鈴木治行:Lap Behind – 委嘱新作 -世界初演-
7.モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.396(断片)
8.クセナキス:ヘルマ -ピアノのための記号論的音楽-
9.近藤譲:三冬 – 委嘱新作 -世界初演-
バッハ:パルティータ第6番 ホ短調 BWV830
10.Ⅰ.トッカータ
11.Ⅱ.アルマンド
12.Ⅲ.コレンテ
13.Ⅳ.エア
14.Ⅴ.サラバンド
15.Ⅵ.テンポ・ディ・ガヴォッタ
16.Ⅶ.ジーグ
17.<アンコール> ブーレーズ:12のノタシオン ~ 第2曲
18.<アンコール> バッハ:コラール「われらの苦しみの極みにあるとき」BWV432(弾き歌い)

2018年1月21日及び2019年3月23日 トッパンホールにてライブ収録

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