伊藤美由紀 作品集 もうひとつの声 -メキシコ文化に魅了されてー

TFCC-2004
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伊藤美由紀 作品集 もうひとつの声 -メキシコ文化に魅了されてー

(TFCC-2004)

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2020年7月22日(水)発売

<令和2年度(第75回)文化庁芸術祭 参加作品>
<「レコード芸術」誌 準特選盤>

重層的な歴史によって彩色された
神秘のメキシコと出会い、生まれた、
結晶の滴(しずく)――――――――

日本国内は勿論のこと世界で活躍する作曲家・伊藤美由紀による2枚目の作品集。オクタヴィオ・パスの詩集からインスピレーションを得てオニックス・アンサンブルのために制作された表題作「もうひとつの声」、微分音ベル“凜”を用いて演奏される「鳥の創造」、佐藤紀雄(ギター)と木村摩耶(二十五絃箏)のために作曲した「絃の独白」など、メキシコとの出会いによって生まれた、計79分にも及ぶ全7曲を収録。

伊藤美由紀という特異な感性が、重層的な歴史によって彩色された神秘のメキシコと出会い、結晶の滴のようなCDを生んだ。

伊藤はオクタビオ・パスのメキシコに出会い、そこで多くの示唆を与えられ影響されたと思うかもしれないが、メキシコと出会う誰もが影響されるわけではない。
伊藤の作品はメキシコ人に新鮮な驚きを与えているが、抽象的な音響の中に彼らの感性の深奥を震わせる親和力があるからだろう。
-ライナーノーツより-     佐藤紀雄(ギター・指揮)

<収録曲>
1.絃の独白 〈二十五絃箏とギターの為の〉
2.もうひとつの声 〈フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノとエレクトロニクスの為の〉
3.鳥の創造 〈二十五絃箏、ギターと打楽器の為の〉
4.結晶化した数字 〈フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、ギター、二十五絃箏の為の〉
5.二重星(II)〈2台のオンド・マルトノの為の〉
6.新しい歌 〈ソプラノとエレクトロニクスの為の〉
7.枯凋の美(IV)〈二十五絃箏とエレクトロニクスの為の〉

2013年~2019年、メキシコ・日本・中国にて収録

<参加アーティスト>
オニックス・アンサンブル
佐藤紀雄(ギター/指揮)
木村麻耶(二十五絃箏)
窪田健志(打楽器)
原田節(オンド・マルトノ)
市橋若菜(オンド・マルトノ)
森川栄子(ソプラノ)

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